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坪単価の落とし穴???

2025.05.03 UPDATE

その他

お家にかかる費用は大きさや設備によって様々です。

何をもって高い・安いを判断するかは人それぞれなのですが、

判断材料のひとつとなるものに「坪単価」があります。

 

坪単価はその名の通り、住宅の1坪あたりの価格を示すもので

本体価格÷延床面積(坪)で算出されます。

 

「坪」は日本で昔から使われている面積の単位、

「延床面積」はお家の床の面積のこと、

「本体価格」はお家にかかった費用のことです。

 

私共もお客様をご案内中に「坪いくらですか?」という質問をよくいただくのですが、

坪単価だけでハウスメーカーを決めるのは実はちょっと危険……なんです。

 

 

 

 

たとえば、スーパーで5個入りのパックと10個入りのパックを比べた時、

10個入りの方が1個あたりの価格が安かった!

……なんて経験はありませんか?

これは1個あたりにかかる送料やパッケージなどの費用が低くなるためなのですが、住宅にも同じようなことがありえます。

 

分かりやすい例を挙げると

「水まわりの設備と間取りが同じ30坪のお家と40坪のお家があった場合」です。

 

一般的にお家の中でもっとも設備にお金がかかるのは水まわりなので

水まわりが同価格で、居室の広さだけが異なるお家がある場合、

お家が大きいほど1坪あたりの価格は安くなります。

 

さらに

この坪単価のもとになる「本体価格」には何をもって本体価格とするとはっきり決められた法がなく

ハウスメーカーごとにそこに含まれる範囲が違うことがあるのです。

 

 

 

 

マイホーム建設にかかる費用は大きく三つに分けられます。

 

・建物+付帯工事費用

・諸費用

・別途工事費用 です。

 

建物費用」は建物そのものの工事費用のこと。

施工にあたって必要な仮設

基礎の工事

柱、屋根、外壁、サッシや雨戸

断熱材・床・壁・天井

コンセント・電気配線

バス・洗面・キッチン等の設備

床暖房工事

造作家具

太陽光発電システム

などが含まれます。

 

この建物費用のみを

本体価格とするメーカーと

ここに電気・ガス・給排水の建物への引き込みの工事などにかかる「付帯工事費用」を足したもの

建物費用+付帯工事費用本体価格とするメーカーが多いのですが、

それだけで坪単価には数万~十数万円の違いが出てきます。

 

さらにさらに「本体価格」には

 

諸費用

諸費用・印紙代・確認申請費用・登記費用

各種税金(消費税や取得税)

仮住まい・引越し・地鎮祭・上棟式の費用

住宅ローンに関わる諸費用

火災・地震保険料

 

別途工事費用

建替えの場合の解体工事

外構工事

照明・カーテン

空調・換気工事

基礎補強 (地盤調査後に補強工事が必要な場合があります)

 

などの住宅建設に必要な費用は含まれていません。

 

 

広告でよく見かける一棟○○○万円!!の見出しにもこれと同じことが言えます。

安い!と思って契約したら、

付帯工事費用が入っていなかった

付くと思っていた備品(網戸など)が付いていなかった……なんてこともあるので、

どこまでが価格に含まれているのか

見積をしっかり確認してから判断する必要があります。

 

 

 

 

坪単価本体価格はシンプルでわかりやすい判断材料ではありますが、

それだけでの判断はせず、

 

暮らしていく上で

・絶対に必要なもの

・あったらいいもの

・後から加えられるもの

・無くてもなんとかなるもの

この辺りの優先度とご予算の兼ね合いをご家族でよく相談して決めることをお勧めします。

 

 

 

 

いざマイホーム!と動き出してみると、

見慣れない言葉や図面、数字がいっぱいで混乱してしまうこともあると思います。

そんな時はなんでもお気軽にユニバーサルホームへご相談くださいね。

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